グシロウとブルースカイ
グ)いやぁ~、綺麗な空ですねぇ。エーテルさん。
エ)シュッ! シュッ!
グ)エーテルさん? 何してんの?
エ)あら、ごめんなさいね。昼すぎの青空の下だと、思わずシャドーボクシングをしてしまう癖が出てしまったわ。
グ)癖が強えぇんじゃ……。
エ)それよりもグシロウ。本当に清々しい空だこと♪
グ)そうなんですよ。この日、朝9時くらいはスコールだったんですけど、お昼はこんなに晴れやか……嬉しくなって思わずパシャリした次第なんです。
エ)そういう感性は大切よ。
グ)感性ですか?
エ)そう、その時、その場所でしか感じ得ないものってのがあるからね。
グ)なるほど。
エ)というわけで、グシロウ! 私のポンコツで海へ繰り出すわよ!
グ)え~……今から? 急すぎやしません?
エ)その時の気分も大切よ。今、私はドライブしたい気分なの!
グ)秋の空みたいで気まぐれなんだから。
エ)というわけで、レッツラ・ゴー!
グ)もう~。待ってくださいよ~、エーテルさーん!