グシロウとネタ帳
グ)こんばんは~、グシロウです。
エ)宇宙を旅する女、エーテルよ。
グ)しかし、エーテルさん……ネタがないねぇ。
エ)いや、早速かい!? なにか、ひねり出しなさいよ!
グ)とは、いわれましてもねぇ。考えても浮かばないんだもん。
エ)ったく……そもそも、グシロウはネタ帳とかないの?
グ)ネタ帳??
エ)そう、ネタ帳。芸人とかがよく持ってるじゃない。
グ)聞いたことはあるけど、僕は持ってないかなぁ。
エ)いい? グシロウ? 人間ってのは忘れる生き物なの。日々生まれるアイディアだっていつ何時(なんどき)活きてくるかわからないんだから。書き留めておかなきゃ、もったいないわよ。
グ)言われてみれば、確かにそうかも。
エ)しょうもないネタでも、アウトプットしてみれば意外に秀逸だったなんてこともあるんだからね。
グ)そうはいうけどさ、エーテルさんはネタ帳とか持ってるの?
エ)失礼ね! 持ってるわよ。私なんか、ネタひねり出す為にノート片手に公園に行くわ。けっこう書けちゃうもんなんだから。んでもって、一日中、公園にいるなんてこともザラね。
グ)ほぼ、暇人……。
エ)あん? なんか言った?
グ)いえ! 早速ノート買ってきます! ダイソーで!
エ)あ、ついでにプリンも買ってきて。プッチンね。
グ)え~……いい様に使ってない?
エ)文句言わないで、さっさと行く!
グ)はいはい。
エ)『はい』は一回!
グ)ほ~い。